昨日のこだわり今日のしあわせ

製品やサービスへの独自のこだわり、日常生活での素朴な疑問や、非日常の旅行経験などを勝手気ままに紹介していく自己満足完結型雑記ブログです。

骨盤サポート『Body Make Seat Style(ボディメイクシート スタイル)』のベストセッティングとは?

以前から気になっていた、椅子の上において使う骨盤サポートシート。

会社でも使っている人がいるけど、実際どの程度の効果があるのだろうと興味があったので

期間限定ポイントの消化も兼ねて、貯まっている楽天カードのポイントで発注してみました。

 

一言に骨盤サポートグッズと言っても、いろいろな種類があり

まずは以下のポイントから自分に合った商品の絞り込みを行いました。

 

①金額的に納得できる範囲か

②長時間向けか短時間向けか

③形状とメーカー理論に納得できるか

④デザインや色が好みか

⑤ユーザーの評価がどうか

 

①金額的に納得できる範囲か

今回の目的の一つにポイント消化があったので、ポイントを越えての選択は避けました。

発注時の所有ポイントは10000円(2000円分が期間限定ポイント)だったので

全額ポイント決済が可能な『10000円以下』を金額上限としました。

 

②長時間向けか短時間向けか

普段から姿勢が悪く、いわゆる『猫背』というやつです。

歩くときなどは意識的に背筋を伸ばして姿勢を保とうとしていますが

オフィスでは椅子に座る時間が殆どで、ここにテコ入れをするつもりでした。

しかし、実際にいきなりオフィスに導入すると最低でも1日6~7時間ほどは座ることになるので

痛かったり合わなかったりしたら苦痛だなということで

まずは自宅に導入して食事の時などに使ってみることにしました。

良かったらオフィスに持っていくということも視野に入れて

まずは自宅での『短時間用途』で様子を見ることにしました。

 

③形状とメーカー理論に納得できるか

まずは商品の写真や形状から、どのような姿勢で座らせようとしているのか

座った時の力をどこで受けて、どのような背骨の形をキープさせようとしているのか。

この辺の理論をメーカーホームページの説明などを読み込んで学習します。

科学的に考慮されているか、そのことをしっかりホームページで説明しているか

という点を重視して、『使う前に説明に納得できる商品』を選択します。

 

④デザインや色が好みか

部屋の中に置いておくもの、自分が使うものという意味で

どうせずっと置いておくものなら、デザインや色、見た目が素敵なものが良いです。

家にいるときに四六時中そのシートの上に座っているなら別ですが

椅子に座ればソファーにもクッションにも座るので

常に椅子の上に乗せておく上であまり目立たない方が無難と考えました。

商品を探すと結構奇抜な色や、家具、インテリアになじまないものも多いので

買ってから気にならないように落ち着いた色『濃色系』

見た目の雰囲気が『部屋のテイストに合っている』商品を選択しました。

もちろん目的としては骨盤サポートがメインなので、見た目より機能性を重視するなら

この項目はそれほど重要ではないでしょう。

 

⑤ユーザーの評価がどうか

ここが一番気になるポイントだと思います。

最近はネットの書き込みや口コミもAIがするなどという話もあるので

鵜呑みには出来ないのですが、まずは各ECサイトでの口コミ数と★の数を確認します。

口コミ数が多ければそれだけ購入者(ユーザー)が多い可能性が高いので

『良く売れている商品=ユーザーが多い(リピーターがいるかも)=いい商品』

という式が成り立つ可能性を信じて、商品を絞り込みます。

次に評価とコメントを読み込んで、用途や使い方、性別や体格など

自分の使用想定環境、条件と比較して近いものを参考にします。

 

上記のような観点から商品を絞り込んだ結果、以下の2点が候補に挙がりました。

 

・BackJoy(バックジョイ) 骨盤サポートシート リリーフ グリップ

MTG 骨盤サポートチェア Body Make Seat Style(ボディメイクシート スタイル)

 

色々比較検討を行い、最終的に絞り込んだのは後者の

MTG 骨盤サポートチェア Body Make Seat Style(ボディメイクシート スタイル)』

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Body Make Style『ダークブラウン』

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シート側面

理由は背中側まで高く包み込むサポート部があることで

メーカーの説明通りのイメージをキープしやすいのではという事と

デザイン、色的に素敵なものがあったという点。

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表面は編込みで手触りもいい


台風19号が接近するなかポチっと注文して、10/14の午前中に到着。

早速開封して愛用している椅子の上にセットしてみました。

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色や質感は最終的に絞り込んだ理由の一つともあってイメージ通り。

ファブリックの感じも椅子や雰囲気にマッチしていて、違和感なく収まっています。

 

肝心の座り心地は、他の人のレビューにあったほど背中への圧力はなく

そっと腰の両脇をサポートされているという感じで圧迫感はありません。

もちろん背もたれに寄っかかれば圧力を感じるので、背骨がいやでも『S字』になります。

座面も両脇が少し持ち上がっていて、座る時にここをもっておしりを嵌めこみます。

なるべくおしりを深くして座ることによって、『正しい姿勢がキープしやすくなる』ので

推奨の形に近づくように意識して座ることが大切です。

 

『キープしやすくなる』と書いたのは、あくまでサポートシートであり

どんな座り方をしても骨盤がサポートされて背筋が伸びるというわけではないため

常に意識をして座るということが大切であるためです。

理想のイメージとしては深く腰掛けて『尾てい骨で座る』感じにすると

背骨が綺麗に『S字』を描き、背筋がスッと伸びる体制になります。

またメーカーの説明では、膝の角度が座った時に90度になる椅子での使用を推奨しています。

折角のサポートシートに正しく座れないと、逆に骨盤や背骨を歪めてしまうかもしれないので

綺麗な姿勢を保とうと思うなら座り方やセットする椅子も選んで使いましょう。

 

使用する椅子に関しては、フラットで硬い椅子よりも

座面が少し湾曲している椅子の方がセットはしやすいです。

シートの裏側にストッパーと言われる2カ所の突起がありこれがシートの水平とずれを抑制するとの事。

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底面の2点の突起

シートのコアはポリプロピレン製で、スペック上は『耐荷重120㎏』となっています。

メーカー側は『ヒップ110㎝』以下の方の使用を推奨してるので

大柄の男性やふくよかな女性の使用では効果を十分に発揮できない可能性があるとの事です。

 

体を支えるというだけあって、かなりしっかりした造りになっているので

使用するうえで強度的な不安は全くないのですが

一点だけ気になるのは、底面に出ている2カ所の突起です。

長期間使用することにより、椅子の座面に凹みを作ってしまうのではという懸念があります。

実際、椅子にセットしてほんの少し使っただけで2カ所にうっすら跡が出来ていました。

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2点の凹み(見えにくいですが...)

今回セットした我が家の椅子が座面の奥が凹んでいる(深い)タイプなので

普通にセットすると座面の奥に向かって傾斜が出来てしまい推奨する正しい姿勢になりませんでした。

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座面が後傾なのでシートも後ろに傾斜する

2点の突起による座面の凹み防止とシート角を水平に保つため

今まで使用していた円形の低反発ウレタンクッションを敷いてみました。

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座面にクッションは高くなりすぎ

すると、セットする椅子へのダメージはクッションで吸収できるものの

シート全体が上にシフトするので、膝位置が床から上がってしまい

床への足つきが悪くなって、膝角度推奨の90度よりも大きくなってしまいました。

 

これを解消するため、円形クッションの位置を座面のコーナーに移動して

座面の湾曲した深い部分へのスペーサーとして入れてみることにしました。

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クッションを座面の角に配置

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凹み防止兼底上げ目的

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背もたれの傾斜も垂直に補正

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シートが理想的な角度になり足つきにも影響なし!

これによって、シートが平行に保たれて膝位置も上がらず

突起部分を椅子から保護するというすべての問題を解決することが出来ました。

座った感じもごく自然な角度になり、メーカーが意図した状態に近づいたと思います。

背筋も伸びて骨盤で座る感じになったので長時間の利用でも痛くならなそうです。

 

まずはこの状態で運用を開始してみて、徐々に使用時間を伸ばして

骨盤への負担や、矯正効果が実感できればオフィスにも導入したいと思います。

背筋が伸びた姿勢は見ていて気持ちがいいですし

年と共に体や骨の歪みが日常生活に影響を与えることは時間の問題なので

まずは意識を変えるとともに、生活や仕事をする環境を改善して

健康で美しい姿勢を維持できるようにしたいですね。

 

最後に、このレビュー記事で興味を持った方はまずは店頭で試されることをおすすめします。

自分の体に合っているか、見た目や効果を期待できそうかという点で

納得いけば使用してみるのがいいと思います。

それでは良い姿勢で健康的な生活を送れるよう頑張りましょう。

 

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