昨日のこだわり今日のしあわせ

製品やサービスへの独自のこだわり、日常生活での素朴な疑問や、非日常の旅行経験などを勝手気ままに紹介していく自己満足完結型雑記ブログです。

思い出の『平成』と新元号『令和』に向けて

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元号が発表されて早一週間、あまりにも『平成』に慣れすぎて

最初に『令和』と聞いたときは結構な違和感があったけど

この数日の間にニュースで良く聞いたし、ネットでも文字をたくさん見たし

個人的には早くも馴染んできた感じがする。


子供の頃に『昭和』から『平成』に元号が変わった時は

正直言ってあんまりその意味や理由を良くわかってなかったし

ああ、『昭和64年=平成元年』だなってことくらいしか頭になかった。


今改めて時代のはざまにいると、『平成』から『令和』に変わるにあたって

なんだかちょっとノスタルジックな気持ちになる。

多感な時期を『平成』で過ごしてきたので、これから元号が『令和』になろうと

そこからまた次の元号に変わろうと

自分の人生の中での『平成』はかけがえのない時代であることは間違いない。

 

今思い返せば、いろいろあったけど『平成』は日本にとって

その意味の通り、とても平和でいい時代だったんだと改めて思う。

色々な新しいものが生まれて、ライフスタイルも変わってそれはそれは毎日が楽しかった。

将来の事なんてぼんやりとしか考えてなかったし

それでも未来永劫この平和が続いてどうにでもなると思ってた。

でも今は少し状況が変わって、日本にとっていい材料が少なくなくなってきてる。

自然災害や少子高齢化の問題、世界的な技術力の均衡による国際社会でのプレゼンス低下などなど

日本を取り巻く国際環境はめまぐるしく変わってきている。

 

でもそれはある意味当然のことで、スピードの差はあれど

究極的には世界は均衡して落ちついていくのだろうと思っている。

そうなると、最後は資源と有用な土地を持っている者が力を持つことになる。

材料、資源や食料の問題は人間の生活にダイレクトに影響してくるから。


国土も小さくて世界と言葉の壁もある日本にとって今まで飯を食ってきた技術力を失ったら

どうやって生き残っていくかを考えるのはそう簡単なことじゃない。

人口が減っていくことを根本的に解決するには

移民を受け入れるか、人的資源を人工的に作り出すかくらいしかない。

 

もちろん人口減によるリソース不足の解決方法はAIやロボットで補えるけど

今ここで人口問題と言ってるのは生身のHUMANの減少の話。

人を製品のように作るのは倫理的に問題があるので必然的に移民を受け入れる選択肢しか残らないんだけど

残念ながら今の日本にはそういう体制が整っていないのが現実だと思う。

 

こと言葉の問題は結構深刻で、この先グローバルに生き残っていくには

世界規模でコミュニケーションをとっていく方法を身に着けるしかない。

AIによる翻訳機能はどんどん技術革新が進んで、あと5年くらいの間には

全く支障なくコミュニケーションがとれるようになるかもしれないけど

『それまでの間』をどうつないでいくかがとても大事な気がする。

 

今の日本のプレゼンスを高めるのは大変だけど、現状をいかにキープして

グローバルなコミュニケーションを技術が解決してくれるまで凌ぐかが

今の日本に求められる『必要な変革』なんだろうと思う。


具体的には、もっと英語を取り入れた環境を日本に作るべきだと思っている。

極端な話、国語以外の授業は全部英語でやるくらいの話。

『日本語は家庭で覚えるもの』くらいの大きな変革が無いと世界で通用する英語を身に着けるのは至難の業だと思う。

いくら授業で勉強してもそれを使う機会が無いとすぐ忘れちゃうのは身をもって経験済みなので。。

 


日本語は言語としては非効率だし、無駄に繊細なところも多いけど

こんなに美しくて趣のある言語は世界を見渡しても他にはないんじゃないかと思う。

これは誇るべき文化として大切にすべきではあるけど

これからは生きていく上で必要であろう英語も身につけておくことが

国際社会で存在感を維持するために必須だと個人的には思う。


もちろん、先に書いた翻訳機ってのも解決策の一つかもしれないけど

感情や微妙なニュアンスを翻訳したり感じたりするのは

やっぱり生身の人間対人間のコミュニケーションでないと難しいし

もし仮にAIがそういった微妙なニュアンスを表現出来るようになったとしても

もう少しだけ先の話じゃないかなと。


少し話が長くなったけど、結局何がいいたかったかと言うと

『平成』は本当にいい時代だった。『令和』もそうなるといいけど今のままじゃ難しいので

世界が日本を相手にしてくれる間に、グローバルに生きていける人材を育てられるよう教育環境を変革しよう!

今がその『最後のチャンス』じゃないかな!?

という事でした。

 

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「お願いしますよ、安部さん!!!」


まぁ、そうは言っても今日明日で何が変わるかというわけでもないので

ミライの事に悲観的にならず前を向いて生きられるように

自分としては出来ることをコツコツと積み上げて行くだけかなー。

そうやって必死に生きている内に『令和』の次の元号は・・・なんて時代が来るのかもね。

 

そして『令和はいい時代だったな~』と思い出にふけれますように!