マウスピース(ナイトガード)使用上の注意点
奥歯に違和感を感じて久々に歯医者に行って診てもらったら
どうやら奥歯が磨り減ってしまったことが原因の様で
マウスピースの作成を勧められた。
寝ている間や無意識の間に歯を食いしばっているのが原因だそう。
あまり自分で意識していなかったけれど
バイクに乗っている時とか細かい作業に集中している時など
気付くと歯に力が入ってる事があるかもしれないなと思った。
ちなみにスポーツ選手なんかも力を出すのにマウスピースを使うこともあるそう。
ということで、これ以上磨り減っても困るので
早速型取りしてマウスピースを作ることに。
違和感の原因が本当に虫歯でないか確認するため
まずはレントゲンを撮って確認することに。
やはり違和感の原因は虫歯ではなかったのでそのまま型を取ってその日は終了。
一週間後についに専用のマウスピースが完成。
透明のウレタン樹脂で成型された自分の歯にぴったりはまる。はず。
早速着けてみると…確かにぴったり嵌って逆に取れないくらい。
歯医者さん曰く、寝る時に毎日つけて、外出しなくていい時も
なるべくつけてみてくださいとの事。
最初は違和感があるかもしれないけど、1週間くらいですぐ慣れるらしいので
早速その日の夜から装着開始。
歯磨きの後にマウスウォッシュをして、いざ装着!
最初は確かに違和感を感じたけど、寝てしまえば全く気にならない。
むしろ歯ぎしりをブロックしてくれる安心感があって
良く寝れるようになった気がする。
実際にしばらく使ってみて感じた注意点としては以下の通り。
1)熱湯など熱いもの掛けない(変形する)
2)意識的に噛まないようにする(穴が開く)
3)外した後はしっかり洗う(ブラシで擦るのが◎)
ちなみに、経年により黄ばみが出ても使用に問題ないとの事。
使用によって部分的に穴が開いた程度でもしばらくは使えるとの事。
価格は保険適用で3000円くらい(型取り、レントゲン別)だったかな。
参考までに歯医者でもらった取り扱い説明書の説明を載せておきます。
歯ぎしりがひどい人、磨り減りがひどい人は是非検討してみては。
■マウスピース(ナイトガード)の説明
歯科においてマウスピース(ナイトガード)はいろいろな症状の方が使用されています。
1)顎関節症の方
2)歯ぎしりの防止
3)肩や首、腰の治療の一環として
4)スポーツ時の歯の保護(スポーツ協会などに認定されたものではありません)
※個人個人により効果の差はかなりありますが、副作用など体に対して悪影響はありません。
※マウスピースは硬いものと柔らかいものがあります。基本的にどちらも上顎にだけ装着するものですが、硬いものの場合壊れにくいのですが、下の歯が磨り減る可能性がある為、柔らかいタイプを推奨しています。
※効果が見られない場合、専門医をご紹介させていただきます。
■それぞれのケースの使用法
1)顎関節症の方
①1ヵ月は就寝時、必ず装着してください。症状がひどい場合は、日中も装着できる時間があれば取り付けてください。
②2か月以降は1日おき、3か月目以降は1週間に1回が基本ではありますが、症状の改善が見られない場合はこれに限りません。
2)歯ぎしりの防止
強い歯ぎしりがある方は、マウスピースに穴が開く場合がありますが、大きな穴でなければしばらく使用して問題ありません。
3)肩・首・腰のこり
改善にはここで大きく差があります。悪影響はありませんが、多大な機体もしないようにご注意ください。
4)スポーツ時の場合
スポーツ時、多くの方は歯を食いしばり、それがひどい場合、歯を痛めてしまいます。装着することにより歯を保護できますが、あくまでも練習やプライベートで行う時にしてください。スポーツ協会などで認定されたものではありませんので、事故などによる不測の事態が保証されるものではありません。
■清掃方法
外して水洗い、または歯ブラシで擦っていただいても結構です。熱に弱いのでお湯などは温度にご注意ください。
■色の変化
材質的に劣化します。黄色への変色などあっても汚いものではないので、このことで廃棄はしないでください。
※はじめは大きな違和感がありますが、たいていの方は1週間程度たつと慣れてきます。装着時痛みがある時は担当医に申し出てください。その場合、無理をして装着しないでください。
※消耗品です。長期的に使用する場合は、いずれも作り直しが必要となります。その期間は個人により差があります。