ピクチャーレールの取付けDIYに挑戦!~②最適なピクチャーレール選定編~
自宅の廊下と部屋の壁にピクチャーレールを取り付けるべく
前回までに専用工具を使って下地調査を実施しました。
石膏ボードの裏側のどの部分に金属や木製の梁が入っているかを調べて
マスキングテープで印をつけておくところまでが前回の作業でした。
本エントリーでは我が家に最適なピクチャーレールを探すことにします。
下地調査した結果から、取り付けられるピクチャーレールの条件を以下にまとめます。
①取り付けるレールは200㎜(部屋用)と187㎜(廊下用)の2本
⇒廊下用は2m品が入らないのでカスタムでカットしてもらう。
②天井でなく部屋の横壁上部(石膏ボード上)に取り付けるレールがいい
⇒天井側には金属の梁が連続して入っており金属へのネジ止めが必要で大変。
天井の金属にねじ止め出来れば一番安心だけど、工事音もでて近隣に迷惑だし
それほど重いものを吊るす予定もないので、横壁に着けることにする。
③取り付ける壁は石膏ボードで、木材の梁は部分的にしかない
⇒石膏ボード裏の木材は部分的にしか入っていないので
等間隔でレールをネジ止めをすることは出来ない。
石膏ボード自体に取り付けられるタイプが必要条件になる。
④レール全体(200㎜)で最低でも合計15㎏を支えたい
⇒安全を考慮して5㎏x3/2mを目安に、強度的に多少の余裕を持たせたい。
合計で20㎏くらいの耐荷重が理想。
以上の条件を満足できそうなピクチャーレールを探していく事にします。
今まで探したことなかったのですが、Amazonや楽天で探すと
結構たくさんの種類のレールが出てきます。
それぞれ目的は一緒ですが、構造や取り付け条件が微妙に異なっていて
『石膏ボード自体(裏側に梁無し)』に取り付け可能となると結構限られてきます。
取付け方法としては、壁側の取付けベースを固定して
そこにピクチャーレールを取り付けるタイプが一般的のようです。
①~④の条件を満足できるレールとして最終的に選択したのは
■トーソー(TOSO)ピクチャーレール S-1 ホワイト 合計¥4664
https://www.toso.co.jp/products/c_rail/p_rail/s_series/
①200㎜x1本 工事用セット ¥1479
(同梱品:レール1本、レールキャップ2個、ブラケット5個)
②187㎜(カスタム長)レール1本 ¥1552(レールカット代込)
・レールキャップ2個 ¥154x2
・ブラケット5個 ¥61x5
・Sフック5個 ¥204x5(①用3個、②用2個)
他にも2種類ほど条件を満たせそうなものが見つかりましたが
我が家に既に入っているリビングのピクチャーレールもTOSO製だったので
やはり名の知れたメーカーの物をチョイスすることにしました。
将来的にフックを追加したいなどとなった場合に
有名メーカーの方が部品を調達しやすいかなと。
ちなみに価格的にはどのメーカーの物もほとんど同じです。
このTOSOのS-1は取り付け方法を3つの中から選ぶことが出来ます。
①ネジ止め(8kg/1m):石膏ボード裏の下地に直接ネジ止めする
②石膏クギ(3kg/1m):下地が無くても石膏クギでボード自体に直接固定する
③マグネット(1kg/1個):金属の壁に磁石で固定する
今回の取り付け条件としては②になりますが、耐荷重が目標に達しないので
石膏ボード上にネジが打てる『アンカー』を使用して①で取り付けることにしました。
アンカーもいろいろ出ていますが、今回のレール全体での耐荷重目標が20㎏なので
5点止めだと4㎏/1個となり、市販のどのアンカーを使っても
机上計算上では目標値を満足できそうです。
今回はその中でもスペック上は最高クラスの以下の商品を使ってみることにしました。
■YAMASHIN ボードアンカーG4 25本(G4-25) ¥568
このアンカーの特徴は石膏壁にねじ込んだ後にねじを打つことで
選択が壁の反対側で割れて広がり引き抜き強度が増すという代物です。
ネットでの口コミや実験結果からは「絵のようにうまくは割れない」とか
「割れても2編まで」、「ねじ込み途中で折れる」とかいろいろ指摘はありますが
探した中では一番使いやすそうだったのでこれをチョイスしてみました。
その他に必要なものとしては、レールを取り付けるねじになります
今回は、ブラケット取付の推奨ネジであるΦ4mmのタッピンネジに
ボードアンカー側の推奨長さである『取付物の厚さ+20mm』を基準に
以下のネジをホームセンターで購入してきました。
■なべタッピンネジ Φ4mmx25mm ¥200(取付物(ブラケット)+20mm)
ネジ頭の形は『なべ』でなくてもいいのですが、ブラケット側のくぼみに
収まるサイズにしなければならないので、『バインド』などは避けます。
また、ボードアンカーやブラケットの取付誤差を吸収できるように
強制的にブラケットがセンタリングされないよう『皿ネジ系』も避けます。
取付商品の選定と材料がそろった時点で、次にはいよいよ壁への取付作業開始です。
さて、どうなる事やら。。
つづく