昨日のこだわり今日のしあわせ

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STAR WARS Episode 6のエンディングの差替えに思う事

スターウォーズサーガの中でも個人的に一番好きなエピソード6『ジェダイの帰還』。

クライマックスではサブタイトル通り、ルークの父、ダースベイダーの

シスからジェダイへの帰還が描かれる。

このシーンは旧三部作を締めくくるのにふさわしい名シーンなわけだが

この感動のあとに問題のシーンがやってくる。

 

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ルークが、父の頼みの通り生命維持装置を兼ねるマスクを外し

父親との対面を果たすシーン。

このシーンを演じるのは『セバスチャン・ショウ』で

昔からベイダーの中の人、ルークの父はこの人だったはずだ。

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にも拘らず、2004年のDVD版のラストシーン、イウォーク族との祝賀シーンで

ルークの視線の先に表れるフォースゴーストが

オリジナルの『セバスチャン・ショウ』から『ヘイデン・クリステンセン』に差替えられた。

この問題はファンの間でも有名で物議をかもしている。

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若きアナキンに差替えられた問題のシーン

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年末のEP9に向けて復習をしている中で、やっぱり違和感を感じたので

ここに書いている次第である。

どうしても納得できないのが、なぜ若いアナキンがゴーストで出てくるのかという点。

普通に考えたらオビワンのように亡くなった時の容姿でゴーストになっていないと

つじつまがが合わなくなってしまう。

 

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年老いたアナキンのオリジナル

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ファンの間では、『ジェダイだった頃の姿に戻った』という解釈が一般的だが

それならなおさら『セバスチャン・ショウ』の姿を出すべきではないか。

なぜならエピソード6のサブタイトルの通り、『ジェダイは帰還した』のだから。

 

一部肯定派の解釈としては、『どの年齢の霊体になるかは自身で選択が可能』というものだが

この解釈もつじつまを合わせるための無理な解釈であり、少し無理がある気がする。

その理由は、ストーリーの中にその伏線が全く描かれていないのと

なぜオビワンやヨーダは若返らなかったのかなどにも説明が付けづらい。

 

この差替え問題でいろいろ解釈はあろうが、百歩譲って若いアナキンで良しとしても

どうしても納得できない点がもう一つある。

首のすげ替えによって合成されたアナキンが何か挙動不審という点だ。

ルークとフォースゴーストたちはお互いに見えているはずだが

特に若いアナキンの挙動や視線の先にルークが見えている感じがしないのだ。

つまり、いまいちリアリティに欠ける点が腑に落ちていない。

首を挿げ替えて作るにしてももう少し違和感なく作り込むことはできなかったものか。。

 

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初めて見た時からずっとキャスト差し替えの件は不満が尽きないのだが

もう好きなように解釈して好きな方で観ればいいとしよう。

それ以外にラストシーンでもう一つだけ個人的な感想を書いておくと

何度見てもラストの祝賀シーンのBGMはオリジナルの方が好きだなぁという事。

旧三部作を締めくくる大事なラストシーンだけは変えてほしくなかった!🤣