昨日のこだわり今日のしあわせ

製品やサービスへの独自のこだわり、日常生活での素朴な疑問や、非日常の旅行経験などを勝手気ままに紹介していく自己満足完結型雑記ブログです。

劇団扉座『新浄瑠璃 百鬼丸』を観に行ってきた

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劇団扉座第64回公演
『新浄瑠璃 百鬼丸手塚治虫どろろ』より~』
脚本・演出:横内謙介
原作:手塚治虫
制作協力◎手塚プロダクション
2019/5/18(土)
座・高円寺1


前の土曜日に楽しみにしていた扉座の芝居

百鬼丸』を観に高円寺まで行ってきた。

原作は手塚治虫の『どろろ』で

その中の登場人物である『百鬼丸』が主役の芝居。

 

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~あらすじ~

天下統一を企む父親『醍醐景光』が

強大な力を手に入れる代わりに

自分の子供を魔物に捧げた結果

生まれながらにして、目鼻手足、臓器や血液まで無い

肉の塊として生まれてきた赤ん坊の『百鬼丸』。

化け物として殺されそうになるも

母親の情けを受けて川に流された結果

流れ流れて泥棒の『どろろ』に拾われ命拾いする。

口もないのでしゃべることもできないが

こころで『どろろ』に話しかけることができて

48の魔物に奪われた体のパーツを二人で取り戻しに出る。

少しずつ体を取り戻し完全な人間に近づくも

再会した母親に邪魔者扱いされ殺されそうになってしまう。

母親の愛情の記憶を頼りに生きてきたが

実の母親に想定外の仕打ちを受けて打ちひしがれる百鬼丸

自分を捨て、裏切った両親への復讐の念を抱き旅を続ける内に

ついに失った血液を取り戻し生身の人間となる。

一緒に旅を続けるどろろは魔物に殺されてしまい

自分を押さえるものが無くなってしまったどろろ

ついに両親を殺そうと『こころ』の無い百鬼丸が暴走するが

どろろに大切なものを教わった百鬼丸のこころが

自分の体の暴走を止め、ついにこころと体がひとつになって

自分自身をとりもどし、また新たな自分探しの旅にでる。


主役のどろろを演じるのは、扉座きっての三枚目俳優山中崇史

百鬼丸のこころを、特撮ガガガに出ていた吉田美佳子。

その他、岡森さん、伴さんなどベテランと若手の扉座俳優陣。

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山中さんの演技は嫌いじゃないけど

若干くどい演技がおおいきもするので

もう少し力を抜いた自然な演技もとりいれると

更にもう一段上の役者さんになれる気がする。

吉田美佳子も特撮ガガガでみてたけど

いい女優さんになった。


この芝居は浄瑠璃を取り入れていて

ストーリーの中に浄瑠璃を取り入れた演出がされている。

これが脚本・演出の横内さんのこだわりで

かなりの力の入れよう。

まあ自分的にはそれほど浄瑠璃に興味はないし

刺さってはいないんだけど。

この話は、親の勝手な判断で体を失った百鬼丸

親のぬくもりを求めて生きてきたのに

その愛情に応えてもらえなかった悲しい話。

ストーリー的に泣きポイントも多く結構体力を使う。

実は3回目の再演で、前回の2回目は約10年前で

その時も山中さんがどろろを演じてた。

百鬼丸のこころは誰だったか覚えてないけど

この話の結末がいまいちスッキリしないので

今回見るまで内容はすっかり忘れてた。

そのお陰で今回もニュートラルな気持ちで楽しめたんだけど。


芝居のあとは『ラクイブナイト』。

ラクイブ』とは『千秋楽のイブ』にやるイベントの名称。

一公演につき一回だけやる。

毎回チケット取る時はこのイベントがある日を選んでるけど

今回はプレゼント企画とかあって結構よかった。

当たらなかったけど。。

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そんな扉座の次回公演はこれまた手塚治虫の『リボンの騎士
2019/10/10~14
すみだパークスタジオ倉にて

さらにさらにその後は横内さんの書下ろし新作

『最後の伝令(仮)』の上演が決定!
2019/11/23~24
厚木市文化会館小ホール
2019/11/28~12/1
新宿東口・紀伊國屋ホール