昨日のこだわり今日のしあわせ

製品やサービスへの独自のこだわり、日常生活での素朴な疑問や、非日常の旅行経験などを勝手気ままに紹介していく自己満足完結型雑記ブログです。

劇団扉座『最後の伝令(傅令)』&楽イブナイト♪

最後の傅令 菊谷栄物語-1937津軽~浅草-
開場時間 17:30
作・演出:横内謙介


【あらすじ】
昭和12年9月。浅草のレビュー小屋。
そこから突然姿を消した座付き作家・菊谷栄(有馬自由)は、いま、青森から満洲へ出兵しようとしていた。座員たちの最後のメッセージを届けようと、北乃祭(横山結衣)は故郷・青森へと向かう。祭が届ける、その伝令とは――?


【キャスト】
岡森諦・中原三千代・有馬自由・伴美奈子・犬飼淳治・鈴木利典・鈴木里沙・新原武・鈴木崇乃・野田翔太・藤田直美・塩屋愛実・砂田桃子・白金翔太・三浦修平・小笠原彩・北村由海・小川蓮・菊地歩・山川大貴・佐々木このみ/
草野とおる(客演)/柳瀬亮輔(客演)/横山結衣AKB48 Team8兼TeamK)
レビューダンサー 加藤萌朝・三谷あかね・中山珠里・藤倉百々花

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『最後の傅令』

 

choosyhappy.hateblo.jp

 

2019/11/30(土) に『最後の傅令』と言う舞台を観に新宿の紀伊國屋ホールに行ってきました。5月の座・高円寺の『百鬼丸』以来。扉座の本公演としては久々の新作で、予備知識無して観るのは久しぶり。見終わった素直な感想としては、レビュー小屋の演出作家を演じる有馬さんの演技力がすごすぎて圧倒された。他の人でこの役をこなせる人がいるかなと思うくらい有馬さんありきの芝居だった気がする。周りを固めるベテラン勢は相変わらずの安定感を保っていたが、若手が多いこの芝居を引き締める役を十分に担っていたと思う。今回客演でAKBの横山結衣が登場したが、想像以上にいい演技をしていた。扉座メンバーの中で有馬さん意外で芝居を締めていたのが鈴木利典さん。主役をやる感じのキャラではないけど個性のあるいい演技をしていた。『アゲイン』の頃は若手のイメージが強かったけれど、今やキャリアも十分でベテラン勢の仲間入りを果たしている。今後も注目したい役者さんの一人。若手の中で目立っていたのが、鈴木崇乃さんと砂田桃子さん。鈴木さんはすらりとした長身の女優さんで、ビジュアルも演技も素晴らしい女優さんの一人。砂田さんもとてもきれいな人で今回演じた役のイメージとぴったりで衣装も良く似合っていた。横内作品はどうしてこんなに泣けるのか?と思うくらい今回も泣かさてしまった。この作品は歌、ダンス、芝居の三拍子そろったいい舞台だったので再演にも期待したいけど、有馬さん意外に出来る人いるのかなというのが心配なところ。次の有馬さん主演で観たいかなというのが本音。それくらい素晴らしい演技だった。次回も期待してます!

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パンフレット

この日は芝居が終わった後で、本編とは無関係の『楽イブナイト』が予定されていて、イベントの司会は誰がやるのかなと思っていたら、いつも通り山中さんで安心した。相変わらずいい感じのぐだぐだ感で、演技を終えて疲れているところにイベントを開催してもらえてうれしい限り。今回はAKBの横山結衣ちゃんが客演で出ていたので、『いつもと違う人たち』が客席に確認できた。隣の席の彼は既に何度も見に来ている様子で、劇中のシーンに合わせて結衣ちゃんに話しかけていてちょっと怖かった。楽イブナイトの最後には客演した3人に扉座クイズが主題されて、観客はその中の誰が優勝するかを当てるゲームが催されて、見事に誰が優勝するか当てた人には帰りにホカロンが景品として渡された。寒くなってきたのでありがたいw『楽イブナイト』次回も楽しみにしてます!

 

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正解者景品のホカロン