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製品やサービスへの独自のこだわり、日常生活での素朴な疑問や、非日常の旅行経験などを勝手気ままに紹介していく自己満足完結型雑記ブログです。

楽天モバイル『Rakuten UN-LIMIT』を1ヵ月使ってわかった注意点4つ

PR:RAKUTEN UN-LIMIT レビュー

Web会議でのストレスを解消するために検討を始めた家のネット回線の見直し。

UQ-WiMAXで進めようかと思っていた矢先

楽天モバイルの選択肢が出てきたので、いろいろと調べてみた。

 

導入検討についてはこちらのエントリーを参照

choosyhappy.hateblo.jp 

 

まず、価格面。

UQもSBもどちらも導入当初は3000円前後と割安なものの

一定期間が経過すると最終的に月額4000円前後になる。

一方で、『Rakuten UN-LIMIT』は月額2980円の定額で使い放題。

しかも300万人まで1年間は月額料金が無料になるキャンペーン中(2020/6/30迄)

1年間タダで使えるのは何か裏がありそうな気もするけど

使ってみてダメだったら解約すればいいかという感じはする。

 

肝心のサービス面ではどうだろう。

一番注意すべき点は、楽天回線のみ使い放題になるという点。

楽天の自前の回線設備はまだまだ都市部にしかなく

日本全体で見れば地方の人は使いにくい状態にあるのは事実。

使い放題でなければ今回の目的には合致しないので

まずは自前の設備のサービスエリアの確認をしてみることにした。

 

我が家の場所は、一応楽天の自前設備の圏内に含まれている模様。

前に発見した楽天モバイルのレビューをしていたブロガーの方の検証場所も

大田区でエリアマップ上は濃いピンク色(楽天自前回線エリア)。

これは期待が出来そうだということで、エリア的には大丈夫そう。

 

後は、肝心の通信速度について。

これもネットの口コミを見る限り、楽天回線圏内では下り30M程度出ており

HD動画当の視聴は全く問題ないとの事。

上りは5M程度出るようでこれも必要十分と判断。

 

ここまで、価格、エリア、サービス品質を見る限り

お試しで使ってみてもいいかなという気になってきた。

しかも1年間タダなら。

 

早速楽天モバイルのページで詳細を確認してサービス内容の詳細を確認。

その他特筆すべき点は以下の通り。

 

楽天回線はデータ使い放題(パートナー回線は5GB/月まで ※以降有償チャージ)

・Rakuten Linkアプリ経由で国内通話かけ放題

・海外66か国でデータローミング無料(2G/月まで ※以降は128kb接続で無料)

 

これまで海外では現地SIMやポケットWi-Fiを使ってきたけど

このカードでデータ2Gまで使えるのは結構ありがたいかも。

もっとも、3G接続限定だったり提携キャリアの制限がある為

実際どの程度使えるのかは正直よくわからないけど、まあ使えないよりはいい。

 

それ以外のポイントとしては

・新規契約時の同時購入で楽天ポイントがもらえる。(購入端末による)

・オンライン契約で3000楽天ポイント(契約から3か月後くらい)

楽天Link開通で3300楽天ポイント(契約から5か月後くらい)

楽天SPUで常時+1倍

 

1年間月額無料かつ大量のポイントバックで実質無料に近くなるので

早速楽天モバイルの契約をしてみることにした。

 

家用の据え置き回線目的での契約であり

ポケットWi-Fiのような端末を家に設置する方針は変更なしだけども

楽天モバイルに対応した(検証された)端末でないものを購入するのは

万一使えなかったら悔しいので、先人の知恵を拝借したところ

富士ソフトのFS030Wという機種が楽天モバイルでも使えたという記事を見つけた。

また、この機種は別売でクレードルがあり

本体のバッテリーを抜いてクレードルに挿しても使えるとの事。

電池のヘタりも抑止出来て、家でも外でも使えるのはありがたいと思っていたけど

上にも書いた通り新規回線と端末の同時購入で大量のポイントバックがあるので

このキャンペーンを利用して端末(スマホ)を常時テザリングで運用することにした。

 

候補として、最近技適申請関係で物議をかもしている『Rakuten Mini』という機種か

『Galaxy A7』という機種だと端末大17000円に対して

楽天ポイント15000円分が還元されるということで、実質2000円で購入できる。

家で据え置いて使うため、『Rakuten Mini』ほど小さい必要はなく

外に持ち出す際にも電池が大きい方がいい。

それ以前に、『Rakuten Mini』はSIMカードの無いe-sim機種のため

機種変更やSual SIM機種への挿入が出来ないなど難ありということで

『Galaxy A7』を同時購入することに決定。

 

というかぶっちゃけた話、技適の問題だけでなく

『Rakuten Mini』はどこのメーカーがOEMしてるのか分からないし

技術的(端末的)には実績からSAMSUNGの方が信頼できると思ったので

こちらを据え置きで運用することにした。

SAMSUNGが信頼できるメーカーかは置いといて、技術力はあるかと。

 

以上より、契約の内容が以下のように固まりました。

 

楽天モバイル

プラン:Rakuten UN-LIMIT 月額2980円 ※1年間無料

データ:使い放題 ※楽天回線エリアのみ(パートナー回線は5G/月まで)

通信速度:??(実行速度は要調査)

機種:Galaxy A7 17000円(一括購入)

楽天ポイント:3000+3300+15000円相当還元(契約から3~5ヶ月後付与)

通話:国内かけ放題(楽天Linkアプリ経由)

海外データ:無料 対象66か国 2G/月まで(以降は128kbps)

 

 Webでの手続きは楽天カード保有者なら超簡単。

自動車免許証やパスポートなどの照明書類を『写真に撮って』添付するだけ。

注意点は、スキャナーなどでの『スキャンデータ』では受付不可ということ。

スマホ等で『撮影した写真』を添付しないと書類審査ではじかれます。

免許証は表裏両方撮影して添付するのを忘れずに。

 

Web上で手続きが完了して2日後に早速届きました。端末とカード。

1年無料かつ大量ポイント還元の大盤振る舞いなのに、あっという間に届きました。

よっぽど契約数が少ないのか??

 

まずはSIMカードのセット。

契約時に購入した『Galaxy A7』はDSDSでSIMが2枚入る仕様で

Nanoサイズにした楽天SIMを挿入。

楽天で購入の端末は既に楽天APN等は設定済みなので

面倒(でもないけど)な設定は不要で、カードを挿入するだけですぐに繋がる。

 

まずはプリインストールの『my楽天モバイル』アプリを起動して状態を確認。

無事に楽天回線を捕まえている模様で一安心。

f:id:rioppi:20200628195354p:plain

 

がしかし、アンテナが1~2本しか立たずかなり微弱な様子。

とりあえずデータ通信は出来ているので、早速回線速度を測定してみた。

 

■下り34.1Mbps/上り3.58Mbps(23:38)

f:id:rioppi:20200628191051j:plain

これまでのケーブル回線では平均でも1~5Mbps、最高でも15Mbpsあたりだったところ

34Mbpsは期待していたよりもいい数値。

これは期待できると、他の時間帯の計測をした結果が以下。

 

■下り34.0Mbps/上り7.00Mbps(01:05)

f:id:rioppi:20200628191054j:plain

■下り31.1Mbps/上り4.88Mbps(09:49)

f:id:rioppi:20200628191058j:plain

■下り12.8Mbps/上り4.30Mbps(11:28)

f:id:rioppi:20200628191101j:plain

■下り5.72Mbps/上り10.3Mbps(16:38)

f:id:rioppi:20200628191105j:plain

■下り28.1Mbps/上り5.66Mbps(21:10)

f:id:rioppi:20200628191047j:plain

お昼前後から夕方頃までは5~15Mbps弱と、朝晩夜中に比べて遅かった。

遅いと言っても動画が止まるほどではなく、実用領域は確保できている印象。

 

早速テザリングでその他の機器を接続してみる。

 ・ノートPC 2台

 ・スマートフォン 2台

 ・タブレット 1台

セキュリティのためWi-Fiテザリングを『許可端末だけ接続』に設定。

『Galaxy A7』はテザリング10台までなのであと5台分の余裕がある状態。

 

ノートPC側からのテザリングでも速度を確かめてみた結果がこちら。

 

■下り35.8Mbps/上り1.96Mbps(23:53)

f:id:rioppi:20200628193946j:plain

■下り30.2Mbps/上り2.30Mbps(23:54)

f:id:rioppi:20200628194003j:plain

 

2回測定の平均でも30Mbps以上出たのでPCからの接続でも安定している。

これは目的のWeb会議での使用も期待できる感じ。

 

高速データ通信無制限なので、ついつい楽しくなってHD動画をガシガシ観ていたら

!!!

勝手にパートナー回線に切り替わっていた!!

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おそらく楽天回線の信号が弱かったせいで、KDDI回線を掴んでしまった模様。

これじゃあ月5GBの縛りで、使い物にならないなぁと困っていたところ

掴む回線を手動で選択することができることが分かったので

早速設定してみたところ、無事に楽天回線を掴みなおした様子で一安心。ほッ。

 

■手動設定の方法

Androidスマホ

設定⇒接続⇒モバイルネットワーク⇒ローミング設定⇒通信事業者⇒手動選択⇒

ネットワークの接続を解除【OK】⇒Rakuten回線を選択⇒スマホ再起動⇒

my楽天モバイルアプリで、楽天回線エリアを確認

f:id:rioppi:20200628191109j:plain

 

手動で設定はしたものの、電界強度が弱いと自動的に

パートナー回線に切り替わってしまう用なので、たまに確認する必要がありそう。

その後家の中で比較的楽天回線を安定して掴む場所を発見したので

そこに電源と土管になるスマホをセットして無事にホームルーターの設置が完了!

 

この状態で一ヵ月使用してみたところWeb会議で音声が切れることもなく

Web飲み会や、ライブ配信なんかもストレスなく観れています。

6.25のサザンのライブも止まらずにHD画質で観れました。

ただし、気づいたらパートナー回線を掴んでいるなんてことがあるかもなので

その辺は安定するまでは定期的に確認するようにしています。

 

今後は外出するときなんかもこの楽天SIMの入ったスマホを持って出れば

楽天回線さえ掴んでいれば外出先でもUN-LIMITで接続が可能なので

スマホ、PC、タブレット関係なくどこでも接続環境が持ち出せて重宝しそう。

海外でも同様に使える(はず)なので、もうポケットWi-Fiを借りなくてもいいかも。

荷物を減らしたければ、楽天SIMを今のメインスマホに入れて

DualSIMで使えば端末も一つで済むし、電話やSMSも使えるので便利そう。

懸念としては、スマホをホームルーターとして充電しながら使う事になるので

電池や端末に結構負荷が掛かるかなと。

もっとも、今の運用方法なら端末が壊れてもテザリングさえできる端末なら

何でもいいので、スマホを定期的に買い換えていればおさがりが使えるかな。

 

最後に、楽天モバイルの『UN-LIMITプラン』について

1ヵ月使ってわかった注意点をまとめておきます。


■まとめ

楽天モバイル『UN-LIMIT』をホームルーターとして使う時の注意点4つ。

 

テザリング時のSSIDを0から始まるものに設定する

 ⇒接続可能な複数のWi-Fiの圏内にいる場合、Apple機器は『0』から始まるSSIDから

  プライオリティが決まるため。

Wifiテザリングを許可端末だけ接続へ

 ⇒WPA2の暗号化に加えて、セキュリティ性を上げておく。

③通信事業者を手動で選択に変更

 ⇒楽天回線を掴んでいないとデータ使い放題にならないため

  パートナー回線を掴んでいないかたまに確認する。

テザリングタイムアウト設定をオフにしておく

 ⇒常にテザリングをスタンバイしておくため、1台も繋がっていなくても

  タイムアウトにならないようにしておく。

 

これだけ使えて1年間無料はかなりありがたい。

前途多難な楽天モバイルっぽいけど、個人的には応援したい!

今回のキャンペーンは6/30で終わってしまうので

どうしようか迷っている人はとりあえず契約して使ってみてはいかがでしょうか。