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映画『YESTERDAY』イエスタデイ

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YESTERDAY

2019年10月11日公開
上映時間:117分

 

キャスト・スタッフ
ヒメーシュ・パテル 役名:ジャック・マリク
リリー・ジェームズ 役名:エリー・アップルト
ケイト・マッキノン 役名:デブラ・ハマー
ジョエル・フライ 役名:ロッキー
エド・シーラン 役名:エド・シーラン

監督ダニー・ボイル
脚本リチャード・カーティス
製作総指揮ニック・エンジェルリー・ブレイジャーライザ・チェイシン
音楽ダニエル・ペンバートン

 

あらすじ
自分以外はバンド「ザ・ビートルズ」を知らない状態になった青年の姿を描くコメディー。『スラムドッグ$ミリオネア』などのダニー・ボイルがメガホンを取り、『ラブ・アクチュアリー』などのリチャード・カーティスが脚本を手掛けた。青年をヒメーシュ・パテルが演じ、『シンデレラ』などのリリー・ジェームズ、『ゴーストバスターズ』などのケイト・マッキノンのほか、ミュージシャンのエド・シーランが出演する。

イギリスの海辺の町に暮らすシンガー・ソングライターのジャック(ヒメーシュ・パテル)は、幼なじみで親友のエリー(リリー・ジェームズ)に支えられてきたが全く売れず、夢を諦めようとしていた。ある日ジャックは、停電が原因で交通事故に遭遇。昏睡(こんすい)状態から目覚めると、この世には「ザ・ビートルズ」がいないことになっていた。

 

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レビュー
ネタバレも若干含むのでまだ見てない人は注意です。

今日はネパール観光初日。羽田発広州トランジットの中国南方航空でネパールのカトマンズへ。10:45羽田発の便で広州まで約4時間ほど。早速機内のエンタテインメントシステムをチェック。これと言って見たい作品が無い中で、ダニーボイルの作品と言うことだけで『YESTERDAY』を観ることにした。ちなみに日本では10月11日から公開中の新作。英語音声で中国語字幕のところを果敢に挑戦!😆予備知識ゼロで監督だけで観る作品を決めたけど、タイトルからなんとなくビートルズを想像してたらやっぱりその通りだった。ファンタジー作品なんだけど、ミュージシャンのエド・シーランが本人役で出演していたり、ビートルズの楽曲がアレンジを変えて歌われていたりと現実が絶妙に盛り込まれていて妙にリアルさが出ている。作品の概要としては、『パラレルワールド』✕『ラブストーリー』に『ビートルズの音楽』の要素がプラスされていて飽きさせない構成になっている。どの要素も上手に作り込まれていて完成度が高い。特に『ラブストーリー』の要素に花を添えるのがビートルズの楽曲。一つ一つのシーンが曲と相まって感動的で何故か涙が溢れてくる。主人公のジャックと、マネージャーのエリーが幼なじみとしてとてもいい関係なんだけど、ビートルズの曲の力でビッグスターになっていくに連れて二人の間に徐々に距離が出来ていくのが何とも切ない。それでもハッピーエンドを期待してしまう自分がいた。クライマックスにはパラレルワールドならではの驚きと感動の展開が待っていて、ここがこの作品の一つの見所になっている。ファンタジー好きでなくてもテンポよく進むストーリーは誰にでも楽しめるはず。特にビートルズ好きは絶対に観るべき!人がいいジャックととにかく可愛いエリーも見どころの一つです。しかしなんと言ってもこの作品を通して改めてビートルズの残した功績がどれだけ偉大かと言うことを再認識させられた、この一言に尽きる。今度は字幕付きて答え合わせの為にもう一度見たい。

 


映画『イエスタデイ』予告