昨日のこだわり今日のしあわせ

製品やサービスへの独自のこだわり、日常生活での素朴な疑問や、非日常の旅行経験などを勝手気ままに紹介していく自己満足完結型雑記ブログです。

ピクチャーレールの取付けDIYに挑戦!~①取付部の下地調査編~

自宅に絵や写真を飾る時に、何かの上に置くか壁に掛けるかだと思いますが

やっぱり壁に掛けるのが自然だし、目線の高さに飾ることが出来るので

壁にピクチャーレールを取り付けることにしました。

 

以前写真の入った額を3枚廊下に掛けていましたが

脱衣所への扉を引き戸に変えるリフォームの際にすべて撤去して

その時に壁に開けた穴も埋めてしまいました。

f:id:rioppi:20200112152840j:plain

以前の廊下の壁

現在は廊下に何も飾っておらずいささか殺風景だったので

廊下と、どうせなら部屋の中にもピクチャーレールを一緒につけることにしました。

f:id:rioppi:20200112152953j:plain

現在の廊下(引き戸リフォーム後)

取り付けるイメージは壁の天井との境界ギリギリにレールを取付けて

そこからフックとハンガーワイヤーを使って絵や写真を吊るようにしたいと思います。

それにはまず絵や写真を飾りたい壁の天井の際に『ピクチャーレール』なる

絵などを引掛けるベースを取り付ける必要があります。

 

我が家のリビングには既に一本ピクチャーレールが入っていて

これは『TOSO』の『L-1』というタイプのレールが天井側に着いています。

 

f:id:rioppi:20200112152941j:plain

リビングのピクチャーレール『TOSO L-1』天井付け

L-1』は壁側か天井側かどちらかに取り付けることが出来る製品で

我が家は天井側に着いています。

壁側に着ける場合は、フックも90°曲がったモノを使用します。

 

同じように天井に着けようと思ったら、当然天井に対してねじ止めが必要です。

通常は壁紙の下は石膏ボードと呼ばれる壁があって

その石膏ボードが金属や木材のベースに取り付けられています。

ピクチャーレールを石膏ボードに取り付ける場合は

石膏ボードを挟む形で木材や軽量金属の梁などにねじ止めすることになります。

そうしないと強度が十分に取れずに、重いものを掛けると落下してしまう恐れがあります。

ちなみにリビングのレールは以前業者に取り付けてもらいました。

 

取付の場所とイメージを決めたところで

まずは取り付ける面を壁と天井のどちらにするか決めなくてはいけません。

リビングに既についているレールと同じものを取り付ける場合

フックや備品が共用できるのでそれが一番理想かなと思い

同じように天井に取り付けられるか調べてみることにしました。

 

同じように取り付けるには天井の石膏ボードの裏側に梁があって

そこにねじ止めをする必要があります。

まずは構造がどうなっているか調べるため、下地探しツールを購入しました。

 

シンワ測定株式会社製

『下地探し どこ太』 品番78592

f:id:rioppi:20200112153025j:plain

f:id:rioppi:20200112152915j:plain

『シンワ 下地探し どこ太』945円(送料込み)

楽天Amazonでいろいろ探しましたが、1000円程度で口コミ評が高い

この商品をポチってみました。

使い方は簡単で、石膏ボードの裏に下地があるか調べたい場所に当ててブスっと刺すだけ。

抵抗なく刺されば下地無し。途中で止まれば下地か何らかの障害物があるということがわかります。

f:id:rioppi:20200112153105j:plain

f:id:rioppi:20200112153127j:plain

先端が動いて針が出てくる

それだけではなく、こいつが優れているのが先端にマグネットが付いている点です。

マグネットが内蔵されている先端を壁に近づけて動かすと

軽金属の鉄骨が入っている場所ではマグネットがカチッと引き付けられます。

これによって、壁の反対側に軽鉄骨がある可能性があります。

 

f:id:rioppi:20200112153045j:plain

先端に仕込まれたネオジムマグネット

気を付ける必要があるのが、石膏ボードは釘かネジで壁に留まっているので

壁紙の下にあるネジ(釘)頭にもマグネットが強く反応します。

つまり、マグネットが動けば、石膏ボードの裏に金属があるかもしくは

石膏ボードを止めているネジか釘の頭に反応していることになります。

 

それ以外にも、壁の裏側の電線などに反応している場合もありうるので

まずはまんべんなくこのツールを動かして、マグネットの動きを観察しながら

壁の裏側についてイメージをまとめてマスキングテープ等でマッピングしていきます。

 

軽鉄骨なら連続してマグネットが引き付けられるので何となくわかります。

ネジ頭に反応する場合も、薄壁紙を越えて強く吸い付けられるのですぐわかります。

ここまでやると、金属の下地がどこに入っているかがなんとなく見えてくるのですが

我が家の場合は、廊下も部屋も天井側にずっと金属が入っていることがわかりました。

 

従って、リビングと同様に天井に取り付けるには

石膏ボード越しに金属にねじ止めをする必要があり、ネジの下穴が必要になります。

工具はあっても、作業自体は結構な騒音になるので

うちのマンションでは周辺住戸のリフォーム作業許可が必要になってしまいます。

 

作業自体は穴を開けてねじ止めするだけなので、実際大した作業ではないのですが

上記の理由により天井側に取り付けるのは諦めて、引き続き壁側取付の可能性を調査することにしました。

 

壁側の天井付近はツール先端のマグネットはピクリとも動かないので

金属の下地は入っていないようです。

まずはその天井との際のあたりに下地探しツールの針を刺してみることにしました。

 

ただ、針を刺すということは、当然壁紙と石膏ボードを貫通して物理的に穴が開くため

小さい穴とはいえ闇雲に開けるのは抵抗があります。。

出来るだけ少ない穴で調査が済むように必要個所を極力絞ってトライしました。

 

今回はレールを取り付けた後に隠れる部分を2~3カ所開けてみました。

すると『ずぶッ』と針がすっぽり全部刺さるので、その裏に木材の下地はなさそうです。

ただ、石膏ボードを止めているネジ頭のある縦の座標では

針が途中で止まる(完全に刺さらない)ため、縦に入った木材の下地に

ネジが一列止まっていそうなことがわかりました。

 

このようにカチカチブスブスやってていると、石膏ボードの『裏側』が

下の写真のように何となくあぶりだされてきました。

 

赤い線:金属

黄色い線:木材 の下地がありそうな感じです。

f:id:rioppi:20200112152932j:plain

何となくの予想はこんな感じ

これらの情報から、壁の天井際の石膏ボード上に

ピクチャーレールを取り付けてみることにしました。

 

次に、どのメーカーのどのタイプのレールを付けるかを検討することにします。

 

つづく