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製品やサービスへの独自のこだわり、日常生活での素朴な疑問や、非日常の旅行経験などを勝手気ままに紹介していく自己満足完結型雑記ブログです。

インプラントの不安と恐怖 ~埋入から3年経過した状態と心境~ part.3

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まさか自分がインプラントをやる事になるとは・・・

前回までのあらすじ・・・

奥歯の取れた詰め物を誤って前歯で噛んでしまい
その後歯茎に嚢胞が出現してから3週間。
違和感を感じてようやく歯医者へ。
診断の結果その場で抜歯が決定し
瞬く間に長年使った歯を引っこ抜かれる。
突貫で作った仮歯を接着して歯茎の回復を待つこと3か月。
ついに施術前の歯茎の検査の日がやってきた。
いよいよインプラント治療のメインイベントへ・・・

 

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抜歯後3か月検査で歯茎の状態をチェック。

インプラント埋入の施術可能かどうかを判断する日が来た。

抜歯後の痛みはもうないけど、膿が完全に出きったかどうかは自分じゃ分からない。

先生に診てもらってGO判定が出たので、晴れて?埋入手術を実施することに決まった。

そしていよいよ施術当日。緊張しつつ別棟のインプラントセンターへ向かう。

初めに施術準備室へ通されてそこで麻酔を打ちつつ心の準備をすることになる。

なんだかんだいってやっぱり歯槽骨にドリルで穴を開けて

金属をねじ込むなんて聞いただけで結構怖い。

そしていよいよ施術台へ移動。。

10畳くらいの広い部屋の真ん中に施術椅子があって

その上にはドラマとかでよく出てきそうな光源がいくつもある大型の照明器具。

リラックスできるようにか、ヒーリング系の音楽がわずかに聞こえて部屋は少し薄暗い感じ。

 

座ってから大まかなプロセスの説明があって、先生と助手の二人体制で施術開始。

麻酔が聞いているので痛みは全くなくて

ただただ『ゴリゴリ』という感覚だけが脳に響いてくる。

実際にどんな作業が行われているのかは見ていないので分からないけど

施術を受けた感覚としては、まずダミーの歯を取り除いた後で幹部の消毒。

その後で穴の部分の歯茎を開いて角度と深さと確認しながら歯槽骨にゴリゴリ穴を開ける。

穴を開ける作業と骨に固定する『インプラント体』をねじ込む作業が同時のような感覚だったけど詳細は不明。

高さをとトルク?を確認しながらインプラント体の埋め込み具合を調整していく。

異物が埋め込まれた直後はまだ麻酔が効いているので全く違和感は感じない。

感じることが出来るのは振動と音だけで、その間出来る事と言ったら

施術中かその後に施術部に細菌が入って『インプラント歯周炎』になるのだけは勘弁!と祈る事くらい。

 

施術室に通されてからおおよそ15~20分くらいで無事に終了。

一本だけだったので意外とあっけなかった。

術後は初めに通された施術準備室に戻って施術の説明と今後のプロセスの説明を受ける。

インプラントを埋入してから、『アバットメント』と『人口歯』を入れるまでに

また3か月ほどかかるとの事。

これは、チタンと骨が結合するまである程度時間が必要とのことで

結合する前に歯を入れてしまうと強度的に不足してインプラント体の埋入状態や

最悪の場合は歯周炎になって除去して施術しなおしなんてことにもなる可能性があるらしい。

ちなみにこの結合の事を『オッセオインテグレーション』と言うらしい。

説明ではもう少し易しい言葉でわかりやすく説明してくれるけど

とにかく埋入までのプロセスと同じく、歯茎や骨の状態が安定するまで時間が必要で

それまでは歯は入れられないとの事。

気を付けることは、処方してもらった『うがい薬』を使って口腔内を清潔に保つこと。

なかなか出血が止まらないこともあるらしいので

そういったときは紅茶を飲むことを勧められた。

紅茶に含まれる『タンニン』という成分に止血作用があるとの事。

出がらしのティーバッグを冷やして、患部で『甘噛み』するとよい

なんてことを書いてあるページもある。

その他に言われたことは、しばらく激しい運動とお酒は控えた方が良いとの事。

血流が上がると埋入部が出血しやすくなるため。

もともと運動もお酒も週一程度なのでこれは問題なさそう。

 

無事にインプラント埋入を終えて帰宅。

次回は3か月後に検査して、状態が良ければ最終プロセスの歯の装着へ。。

 

Part.4へつづく


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