埼玉県知事選挙の啓発ポスターが残念な件
今日8月25日は埼玉県知事選。選挙啓発に『翔んで埼玉』が使われてるけど
その使い方が実にセンスがなくて残念。
その問題?のポスターがこちら。
「埼玉県民には・・・!投票に行かせておけ!!」
どういう立ち位置からの発言なのかイマイチ理解できない。。
本来はディスる部分に、このセリフを当てるのはちょっと無理がある気がする。
明らかにブーム(ってもう過ぎたけど)に便乗した啓発ポスターで
しかも構成とかパロディ加減が適当な印象を受けたけど
これ見て本当に選挙いくかな??
動画版はこれ。
ちなみポスターの基になったにオリジナルの表紙はこちら。
しかし、投票率が低い低いと嘆いているけど、いつも思うのが
こういう啓発ポスターとかで強引に投票率を上げようとするのって
なんかその場しのぎで、根本的な解決になっていない。
投票することが目的になってしまっていて、本来の目的からズレてきてる。
まずは若い人に投票してもらう事を目指しているのかもしれないけど
投票するだけだったら早いところネットから投票できるシステムを作ればいいだけだと思う。
自分が選挙で選んだ人が、自分の生活を変えてくれるという実感が持てないと
政治に関心を持たないし、ましてや投票なんて行きもしない。
今の世の中、年寄りの票の方が絶対的に多いので
若い人が投票したってどうせ若者寄りの意見は通らないのが現状。
『一票の重さ』を年代別人口比率で変えるとかしなければ
いつまでたっても年寄りの既得権益は崩せないんだろうな。。
人には寿命があっていつかは死ぬという自然の摂理をまず理解したうえで
この国の未来を真剣に考えるなら、国を支える将来のある若い人たちに
お金を使ったほうがよっぽどいいと思うんだけど
それを決める人たちが年寄りチームかそこに行こうとしてる人たちだから
絶対変わらないんだよね。。はぁ~なんか切ないな。