新商品レビュー『日清ラ王 焦がし醤油ラーメン』
ちょっと小腹が空いたら『チキンラーメン』とか
『カップヌードル』とかを無性に食べたくなる。
星の数ほどあるインスタントラーメン市場で
新製品とかが出るとなんとなく試してみたくなって
家には常に気になったインスタントラーメンを常備している。
つい先日店頭で見つけたラ王の『焦がしシリーズ』。
今日はこいつをトライしてみた。
カップはけっこう大きめの8角型でパッと見なんかデカくて豪華。
封を開けて中の小袋を取り出して麺を見ると
なんとも不思議なお色で、どこなく緑掛かって見える。
その理由は、どうやら蓋に書いてある『山椒練り込み麺』というやつらしい。
「噛むほどにじんわり香る」とあるので麺自体に味がついてる模様。
早速かやくを入れてお湯を注ぐ。
そういえば、かやくってなんでかやくって言うんだろうと思って
何気なく調べてみると「かやく」は漢字で書くと「加薬」の意味で
もともとは漢方の用語で、メインとなる漢方薬のほかに
効果を高めるために補助的に加えられた成分のことを意味していたんだと。
薬を加えるから「加薬」ってのがもともとの意味らしい。
江戸時代に薬問屋が薬を加えて炊いた薬膳御飯を「かやく御飯」といようになり
その後、主役を引き立てる香辛料や薬味のことも意味するようになったらしい。
で、蓋の上でスープを温めて待つこと3分。
温まった液体スープを最後の一滴まで絞り出してザッとかき混ぜる。
うーん、食欲をそそるいい香りとドス黒い色のスープ。
焦がし醤油とあって香ばしい香りと深みのある味が山椒練り込み麺とよく絡む。
肝心なかやくとしては、カスの様なネギと肉しか入ってないけどまあそこは仕方ない。
まんぷくで即席ラーメンの歴史を勉強しながら食べると
「いやーインスタントラーメンも進化したなぁ」と思いつつまんぺいさんに感謝。
やっぱりノンフライ麺はさっぱりしててスープと良く絡んでうまい。
『ノンフライ麺』が流行ったのはホームラン軒あたりからだと思うけど
これは第二次革命と言っていいほど画期的な発明だと個人的には思う。
次の第三次革命としては、カスの様な『かやく』を何とかしてくれないかな!