昨日のこだわり今日のしあわせ

製品やサービスへの独自のこだわり、日常生活での素朴な疑問や、非日常の旅行経験などを勝手気ままに紹介していく自己満足完結型雑記ブログです。

『クラフトフェアまつもと2019』へ行ってきた

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GWの笠間の『ひまつり』に続いて、長野県松本の『クラフトフェアまつもと』へ行ってきた。直前まで行けるかどうかわからなかったので宿を予約していなかったのだけど、案の定便利そうなところはどこも満室。残っていても通常4000円/泊程度の普通のビジネスホテルが1万円以上なってて萎えたので、仕方なく自宅から日帰りで参加することにした。

 

先日の記事に書いた通り、ネットで特急あずさの特急券を購入しておいたので、当日はSUICAで改札を通って指定の座席に座るだけ。車内改札もなくてゆったり移動することが出来て思ったより快適だった。シートピッチもまあまあ広いし、リクライニングも結構倒れるし。

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前日飲み会だったので起きれるか心配だったけど、何とか立川駅7:21発のあずさ1号に乗れて、爆睡してたらもう松本に到着。この日は天気も良くて他のイベントも開催していたようで、帰りの電車の指定席だけ予約しておこうと、駅前のチケットショップの自動販売機で回数券を購入して松本駅に戻って、みどりの窓口で指定席の座席指定をしてもらってから早めの昼ご飯を食べに行きつけのお蕎麦屋さんへ。

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JR松本駅の1Fに入っている『榑木野(くれきの)』さんへ。ここへ来たら毎回『まいたけ天ざる』を食べている。お蕎麦がおいしいのは当然だけど、まいたけの天ぷらがたっぷり盛られていてサクサクでかなり満足度が高い。もうお腹いっぱいかなと思ったところから、あと一つあるくらいのボリューム。天つゆと塩がついているのでお好みでいただく。値段は1500円で、ボリュームと立地を考えると安いかな。

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10:45頃に早めのお昼を食べ終えて、クラフトフェアの会場の『あがたの森公園』へのんびり歩く。時間的には駅から一直線に歩いて25~30分位なのでちょうどスタートしたころに会場へ到着。早速いつもの感じで見始める。

 

今回の目的は、前回の笠間での宿題となっていた、大型のティーポット、湯飲みセット、スープボウルを探すこと。あとは革製品やガラス製品もたくさんあるのでいいものがあればという感じ。

 

回り始めて1時間ほどして、あ素敵なお皿だなーと思ったら同じ作家さんの作品の中に早速素敵なスープボウルを発見。形が希望のサイズかつ微妙な色合いも素敵で、もう一周回ってきたときはなくなってそうだったので即決した。こういうのは『一期一会』なんだよね。値段は4200円/個で2種類の色を購入。合計8400円。スープボウル2個に8400円とかふつうあり得ないけど、今まで何年も探してきた労力を踏まえるとまあここでスープボウル探しの旅を終わらせられるなら妥当な金額と納得して先へ進むことにした。

 

■奥村陶房

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スープボウル 各¥4,200(右の二つを購入)

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http://okumura-toubou.shop-pro.jp/

 

 

序盤の内に『手ぶらで帰るの刑』は免れたので、あとは落ち着いてみることが出来た。もう何年も前から気になっている『フォレストシューメーカー』さんの革靴。オーダーメイドの革靴で、毎年いいなぁと思いつつなかなか高くて手が出ないんだけど、来年までにお金を貯めようと決心。それまで1年間かけていろと形を決めておこうかな。

 

■フォレストシューメーカー

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Forest shoemaker

 
ぐるっと会場を一周して、あとは気になった店をスポットで回ってとりあえず終了。

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結局買ったのは最初のスープボウルだけだけど、ずっと探していたものに会えたような感じでかなり満足。早く帰って使ってみたいなぁ。

 

会場を16:30頃に出て、帰りの電車の時間までご飯を食べるかクレープを食べるか迷って、結局クレープにした。行きつけの『クレープ工房』へ。今回初めてお食事クレープを注文。本当はサラダクレープを食べようと思っていたら売り切れだったので、ポテトチーズカレーピザクレープを注文。全くインスタ映えしないけど、味は普通にカレー味のブリトーの様でおいしかった。

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お腹も満たされて帰りの電車でも良く眠れました。立川で乗り換えて無事最寄りの駅へ到着。改札で乗り越し清算をして無事に帰宅。

 

家に帰ってきて、早速今回の購入品を取り出してニヤニヤしてから明日早速使うために洗っておいた。あがたの森公園は結構砂っぽいので早速服を洗濯機に入れて自分は風呂へ。歩き回って結構疲れたし、気に入ったものも買えたので今日は良く寝られそうだ。

 

クラフトフェアまつもと | 松本クラフト推進協会

 

 

中国訪問2日目『深圳』MUJI HOTEL SHENZHEN

2日目に后海の萬象城を散策を切り上げて、この日のホテル『MUJI HOTEL SHENZHEN』へ移動する。


二号線で福田へ出て三号線に乗り換えて『华新』駅で降りて、そこからバスに乗る。

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バス停は『圣廷苑酒店(パビリオンホテル)』だけど、全然ホテルの前でなくて東に200メートル位歩いたところにあって少し迷った。

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ここからバスで10分ほど乗って『深業上城(UpperHills)』前で降りる。

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Upper Hillsのエントランス外観

MUJI HOTELへはこのUpper Hillsと言う商業施設の中を抜けて行くのが正解なんだけど、知らずに外周を西側から回ってホテルのエントランスを探と、この建物の2階に無印を発見!しかし上に上がる階段もエレベーターも見当たらず、仕方なく近くにあった搬入用のエレベーターを使って建物の2階へ。なんとか2階に上がれて、ようやくホテルの入り口にたどり着いた。

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Woodyなフロントで受付を済ませて部屋へ。部屋はQueenサイズのベッドとL字のソファーがあって寛げそう。

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天井も広くて開放的。トイレはTOTOのウォシュレット完備で、センサーで便座やフタが自動で開閉するタイプ。ただ、シャワールームと洗面所は結構狭くて、トイレとシャワールームの扉を同時に開けると干渉するような設計。部屋の広さを少し犠牲にしてでも、もう少し広めに作ってほしかった。

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アメニティやコーヒーなどは無印の商品が置かれていて、室内履きのスリッパなども布製でしっかりしていて、使用後はお持ち帰りOKとなっている。

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有線、無線の接続環境も整備されていて、WiFiの電波強度もどこにいても問題ない。それ以外にも壁には無印の超有名な壁掛けCDプレイヤーに無印のCDがセットされていて、お好みで店内で流れているようなGMを流してリラックスできる。カーテンも電動で開け閉め出来て快適。

ホテル内にはフィットネスジムや会議室が用意されている。ジムは部屋のカードがあれば利用することができる。

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朝食はRMB60/食でつけることができて、ロビー横ののカフェテリアでとることができる。

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日式(初日)

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西式(二日目)

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中式(三日目)


今回泊まった部屋の値段は一泊RMB1300。当時のレートで換算して日本円で22000円ほど。ちなみに一番下はRMB950、上はRMB2500となっている。

 

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ホテル外観

場所自体は駅から少し離れていてバスやタクシーで移動することになるけど、Upper Hills内には日経の物を扱っているスーパーマーケットや飲食店もたくさん入っていて、一通りのものは揃うので不自由はない。無印ファンなら利用してみてもいいかも。

  

タイ・ラオス料理『サバイディー』@高円寺

芝居を見た帰りに飯を食うことに。何を食べようかと検討した結果、アジアンフードを食べる事にした。


まずは『チョップスティック』と言うベトナム料理店に行ってみたけどタイミングわるく満席。

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待つのもあれなので、第二候補の『サバイディー』へ。こちらは空きがあってすぐ入れた。タイ&ラオス料理の店で、コックはタイ人で本場の味。ちなみにオーナーのアノンもタイ人。

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いろいろあって迷ったけど、今回のチョイスはこれ。

・パパイヤサラダ

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・揚げ春巻き

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・ラープ

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・カオピャック

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・カオニャオ(もち米)

 

どれも懐かしい味で、やっぱりたまに食べるとおいしい。こういうのを食べると久々に現地に行きたくなるなぁ。よし、来年はタイに行こう!

 

■サバイディー
http://www.sabaidee-restaurant.com/

中国訪問2日目『深圳』萬象城散策

中国の景気は少しずつ陰りが出てきてるとは言ったものの、まだまだ日本に比べたら活気があるのはニュースを見ても明らか。そんな中国経済を引っ張る原動力の一つが、若い力と技術が集まる『深圳』。香港の北に位置していて日本からのアクセスもいいので、早速休みを使って訪問してみた。

2日目 深セン観光 萬象城散策 深圳泊

旅程はこちらを参照。

関連記事


移動とプチ観光の初日を終えて、いよいよ深圳の今を見に朝早くホテルをチェックアウト。荷物を預けて地下鉄2号線で『海上世界』から6つ目の『后海』へ移動。2018年にできた駅直結の『萬象城』への地下道を発見するも・・・遠すぎる・・・。確かに直結だけど。。10分近く歩いてようやく入り口に辿り着くとそこは地下の食堂街で、とりあえず昼飯を食べる事にした。

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一通り物色した後で、麺が食べたいと思い『新仙』というミシュランを獲得?したっぽい店に入った。牛バラが入った麺が有名らしいのでそれを一つと、蝦ダシの黄色いスープの麺を注文した。お値段はそれぞれ38と69元。店の看板メニューである牛バラ麺はあっさり白湯スープに、味が染み込んだ牛バラ肉が乗っかってて普通においしい。もう一方の蝦ダシの麺は平打で、スープの色からして濃厚かと思いきや、かなりあっさりめ。好みによるけど価格差を考えると、普通の牛バラ麺でいいかな。ただミシュランを取ってると聞くと何だか途端においしく感じてくるのは気のせい?

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腹ごしらえを済ませて、早速お目当ての本屋『前檐書店』へ。日本の蔦屋書店をプロデュースしている、池貝知子氏の設計。中は本棚の間にベンチやソファーが設けられていて、立ち読みならぬ『座り読み』出来るようになっている。本のディスプレイから空間全体がデザインされていてかなり洗練されている印象。「あー中国にもこういう所があるのか」と素直に感動しつつ、中国の人のアートやデザインに対する感覚も日本じんに近づきつつあるなあと感じた。まあ、一部分のみを切り取るとと言う話ではあると思うけど。置いている本も日本にフォーカスを当てた『知日』や、日本の作家物など、かなり親日的な取扱になっていて何だか嬉しい。本屋の中にはカフェスペースもあってコーヒーをすすりながら本を読むこともできる。

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【深圳好去處】深圳灣萬象城文青一日遊 免費睇BAY ART藝術展/ 前檐書店/ 青山花園歎茶 | U Travel 旅遊資訊網站

※リンク先記事中断を参照


前檐書店を後にして屋上のテラスに出てみると、目の前にロケットのようなビルがそびえたつ。通称『タケノコビル』正式なニックネームは『春笋』というらしい。高さ392.5メートルでベイエリアの新しいランドマークになっている。よくこんな形のビルを作るなぁと感心しつつ、日本のように地震がないから出来るのかなとも思う。

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萬象城の中に戻ってうろうろしていると映画館を発見。外から見ると今話題の『アベンジャーズ エンドゲーム』が掛かっている。そこそこの大きさの映画館で全8スクリーンあって、ほかにはどんな映画が掛かっているのかなとみてみると・・・
!!!!
なんと、全スクリーン、全時間帯で『アベンジャーズ エンドゲーム』のみ!

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時間帯とスクリーン、シートによって値段が150元~700元までいろいろ。会員になると60~280元くらいになる。しかし、アベンジャーズ以外に選択肢が無いとはさすが中国。国民に選択肢は与えず「これをみろ!」的な押し付け感がスゴイ。映画館自体もアベンジャーズごり押しの感じで、もはや『アベンジャーズ映画館』。そりゃ興行収入1位になるわな。次はポケモンが掛かるみたいだけどやっぱり全スクリーンで掛かるのかな?

萬象城をうろうろして疲れたので、『STARBUCKS DRAFT』で休憩。このDRAFTってところは、コーヒーをビールサーバーで注いでくれるそうで水出しのコーヒー『Nitro Cold Brew』が味わえる。サーバーを使うことで窒素ガス入って味がまろやかになるらしい。まあ、何でもいいけどとりあえず疲れたのでケーキとコーヒーで充電。ここで行く前に作った『銀聯カードを』を初めて使ってみる。まあ普通のクレジットカードだけど、せっかく作ったので一回くらい使っておきたかっただけ。

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このエリアはオフィスもたくさん入っていて、若い人たちが集まっている感じがスゴイした。アートやイベントもいろいろと開催されているようで、今はビートルズの展示がされていて、道路にもオブジェが置いてあった。

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その他うろついていて発見したモノたち。

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『優の良品』ならぬ『優の品撮』

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店内をうろつく案内ロボット君

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レモンを咥えさせられた鮭たち

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シンガポールの父』発見

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ロンプラの『世界』一冊に収まるのか?!

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空気で膨らませる『盆栽』

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カラフルなバラの生花

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サイバーなフォトスポット

そろそろ疲れてきたので、明るいうちに『海上世界』の昨日のホテルに預けてある荷物を取りに戻って、今日から3連泊する2018年1月に出来た『MUJI HOTEL SHENZHEN』へ移動。

MUJI HOTELへの移動で一苦労の後半へ続く・・

 

牛すじが安かったのでカレー作ってみた

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近所のスーパーで牛肉が全品4割引で売ってて、牛すじが売れ残っていたので、カレーでも作ってみようと買ってみた。350gで250円ほどで確実に豚肉より安いかったので、ここはひとつ浮いたお金でお気に入りのハウスの『ザ・カリー』にした。このルーはいろいろ食べた中で一番おいしいと思う。出た当時グリコの『ZEPPIN』にハマった時期もあったけど、やっぱりこの『ザ・カリー』のがワンランク上かな。初日から二日目の味が確実に出る。やっぱり付属のブイヨンの効果が大きいのかな。もっともお値段もワンランク上なんだけど。

 

牛すじを扱うのが初めてなので、ネットで少し下調べしてから調理開始。

 

料理名:牛すじカレー (ザ・カリー)

■材料(5皿分)
・牛すじ 350g
・玉ねぎ 中2〜3個
・その他残り物の野菜 にんじんなどお好みで
・赤ワイン 大さじ2
・にんにく チューブ
・水600ml
・インスタントコーヒー 少々
・塩、コショウ 少々

 

■作り方(所要時間分)
①牛すじを一口大より少し大きめに切って熱湯ですすぐ
②玉ねぎを薄切りにして弱火であめ色になるまで根気よく炒める
③牛すじを②に合わせて赤ワインを加えて水分を飛ばす
④鍋に③と水を600ml入れて沸騰させて灰汁を取る
⑤10分ほど圧力を掛けて付属のブイヨンを入れて更に10分煮る
⑥カレールーを溶かしてさらに5分ほど煮て最後に味を調えて完成
 
■ポイント
・牛すじは火を通すとかなり縮むので少し大きめに切る
・玉ねぎはなるべくじっくり炒める(甘くなる)
・肉を柔らかくしたければ圧力の時間を調節する
・最後に粘度と味を見てお好みでコーヒーを少し入れて苦みを出す
・できれば完成後2時間くらいは放置して味を押し込むと〇
・盛り付けた後で表面に生クリームを少し散らすと見た目が良い

 

今回は牛すじが安かったので使ってみたけど、ルーの力も相まって意外とおいしかった。ザ・カリーは本当に良くできたルーだけど難点は少し少ないこと。せっかくカレー作ったら何回か食べてあわよくば冷凍して保存したいけどすぐなくなっちゃう。
次回は牛すじをもっとほろほろになるくらい柔らかくして作ってみたいかな。あとは、チーズとか入れてもおいしそう。

 

 

劇団扉座『新浄瑠璃 百鬼丸』を観に行ってきた

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劇団扉座第64回公演
『新浄瑠璃 百鬼丸手塚治虫どろろ』より~』
脚本・演出:横内謙介
原作:手塚治虫
制作協力◎手塚プロダクション
2019/5/18(土)
座・高円寺1


前の土曜日に楽しみにしていた扉座の芝居

百鬼丸』を観に高円寺まで行ってきた。

原作は手塚治虫の『どろろ』で

その中の登場人物である『百鬼丸』が主役の芝居。

 

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~あらすじ~

天下統一を企む父親『醍醐景光』が

強大な力を手に入れる代わりに

自分の子供を魔物に捧げた結果

生まれながらにして、目鼻手足、臓器や血液まで無い

肉の塊として生まれてきた赤ん坊の『百鬼丸』。

化け物として殺されそうになるも

母親の情けを受けて川に流された結果

流れ流れて泥棒の『どろろ』に拾われ命拾いする。

口もないのでしゃべることもできないが

こころで『どろろ』に話しかけることができて

48の魔物に奪われた体のパーツを二人で取り戻しに出る。

少しずつ体を取り戻し完全な人間に近づくも

再会した母親に邪魔者扱いされ殺されそうになってしまう。

母親の愛情の記憶を頼りに生きてきたが

実の母親に想定外の仕打ちを受けて打ちひしがれる百鬼丸

自分を捨て、裏切った両親への復讐の念を抱き旅を続ける内に

ついに失った血液を取り戻し生身の人間となる。

一緒に旅を続けるどろろは魔物に殺されてしまい

自分を押さえるものが無くなってしまったどろろ

ついに両親を殺そうと『こころ』の無い百鬼丸が暴走するが

どろろに大切なものを教わった百鬼丸のこころが

自分の体の暴走を止め、ついにこころと体がひとつになって

自分自身をとりもどし、また新たな自分探しの旅にでる。


主役のどろろを演じるのは、扉座きっての三枚目俳優山中崇史

百鬼丸のこころを、特撮ガガガに出ていた吉田美佳子。

その他、岡森さん、伴さんなどベテランと若手の扉座俳優陣。

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山中さんの演技は嫌いじゃないけど

若干くどい演技がおおいきもするので

もう少し力を抜いた自然な演技もとりいれると

更にもう一段上の役者さんになれる気がする。

吉田美佳子も特撮ガガガでみてたけど

いい女優さんになった。


この芝居は浄瑠璃を取り入れていて

ストーリーの中に浄瑠璃を取り入れた演出がされている。

これが脚本・演出の横内さんのこだわりで

かなりの力の入れよう。

まあ自分的にはそれほど浄瑠璃に興味はないし

刺さってはいないんだけど。

この話は、親の勝手な判断で体を失った百鬼丸

親のぬくもりを求めて生きてきたのに

その愛情に応えてもらえなかった悲しい話。

ストーリー的に泣きポイントも多く結構体力を使う。

実は3回目の再演で、前回の2回目は約10年前で

その時も山中さんがどろろを演じてた。

百鬼丸のこころは誰だったか覚えてないけど

この話の結末がいまいちスッキリしないので

今回見るまで内容はすっかり忘れてた。

そのお陰で今回もニュートラルな気持ちで楽しめたんだけど。


芝居のあとは『ラクイブナイト』。

ラクイブ』とは『千秋楽のイブ』にやるイベントの名称。

一公演につき一回だけやる。

毎回チケット取る時はこのイベントがある日を選んでるけど

今回はプレゼント企画とかあって結構よかった。

当たらなかったけど。。

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そんな扉座の次回公演はこれまた手塚治虫の『リボンの騎士
2019/10/10~14
すみだパークスタジオ倉にて

さらにさらにその後は横内さんの書下ろし新作

『最後の伝令(仮)』の上演が決定!
2019/11/23~24
厚木市文化会館小ホール
2019/11/28~12/1
新宿東口・紀伊國屋ホール

 

『きのう何食べた?』に共感ポイントが多すぎて毎回ニヤニヤしてしまう件

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最近話題のドラマ『きのう何食べた?』(毎週金曜夜0:12-0:52、テレビ東京系)。

西島秀俊内野聖陽(せいよう)が演じる

同性愛カップルの日常を取り上げたほのぼのしたホームドラマ

普段はNHKの朝ドラ以外はドラマを観ないけど

これは毎週欠かさず見ている。

 

見どころはたくさんあるけど

なんと言ってもケンジの表情や乙女な仕草に毎回キュン死させられる。

原作は読んでないけど、それぞれのキャラクターに合わせた

キャスティングと演技が素晴らしい。

 

BGMもそれぞれのシーンに見事にマッチしていてとても心地が良い。

シロさんの部屋のキッチン小物や、家具もちょっといいものを揃えてあって

丁寧な暮らし感がにじみ出ている。

 

最近ツボったのは、第六話のジルベールの着てた『針ネズミ』Tシャツと

第七話のケンジの料理シーンで卵焼きがうまく返せずに泣くシーン😂

 

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それ以外にも第七話は無駄なシーンが一つもない

最初から最後まで見どころ的な、いわば『神回』だと思う。

実際、自分はオンタイム以外にも2回も見てしまった。

ちなみにこの第七話のオープニングは2種類あった内の没になった方で

七話だけの限定公開だったらしい。

ボツバージョンは料理をするシロさんと

音楽を聴いてソファーでくつろぐケンジ。

ご飯が出来たところでシロさんがケンジを呼ぶと

すかさずご飯をよそって準備を手伝う様が

出来ることはやるといった感情がにじみ出ていてほほえましい。

通常バージョンもスマホでの自撮り風で

こちらも仲良さそうな感じが伝わってきていいオープニングだ。

第八話からは通常バージョンに戻るとの事。

 

本当に観ていてつい『ニヤニヤ』してしまう本ドラマ

ほのぼのとしている中にも観ていて清々しい気持ちになるのは

お互いが尊敬しあっているところ。

ストレートには表現しないけど、心の中のセリフが多くて

映像とのギャップがありつつも

いつも深いところでシロさんとケンジの繋がりを感じられて

信頼関係があればこそだなぁと羨ましくもなる。

それに、作っている料理が本当においしそうで自分でも作りたくなる。

シロさんが倹約家って設定も相まって

それほど高い食材が出てこないのも庶民的でいい。

第一話でケンジがハーゲンダッツをコンビニで買ったときに

シロさんが「中村屋で買えば安いのに!」と怒るシーン。

これに対してケンジは、コンビニは中村屋に売っていない味があるという。

この辺もなんだか身近な題材と価値観で妙に親近感を覚える。

 

原作が素晴らしいのはもちろん、細かい設定や作り込みもされていて

本当に優秀な演出家とスタッフが揃っていて

みんな楽しんで作ってる感をすごい感じる。

特に前出の『針ネズミ』Tシャツとか。

これは何気にスタッフがデザインしたものらしい。

ちなみに原作では『ぞう』の絵が描かれたTシャツを着ている。

 

本作を語るうえでどうしても無視できないポイントがある。

最近は認知度も上がって理解が進んでいるけど

LGBTというちょっとデリケートなテーマを扱うに当たって

その恋愛の描写があまりドロドロしたものになっていない点が素晴らしい。

人によっては嫌悪感を抱くこともありうる同姓の恋愛話において

その愛情表現が手を握ったり腕を組んだり

「チューして」と言って近寄ったりする程度の

ライトな表現に抑えられている事で

ほのぼのとした爽やかな印象を受ける点が

物語全体の雰囲気や見る人の気持ちをつかんでいるポイントなんじゃないかと思う。

 

普段はドラマ観ないけど、こんなに夢中になったのは久しぶり。

本当に良くできたドラマなので、まだ見ていない人はぜひぜひ見てもらいたい。

まあ、自分がそんなこと言わなくてももう大ヒットしているんだけど。

 

きのう何食べた? コミック 1-15巻セット

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公式ガイド&レシピ きのう何食べた? ~シロさんの簡単レシピ~

公式ガイド&レシピ きのう何食べた? ~シロさんの簡単レシピ~